初めての一皿は、ただ驚くだけで終わってしまうものです。厚みに驚き、柔らかさに驚き、気づけば食べ終わっている。二度目、三度目と通ううちに見えてくるのが、食べ方そのものの奥行きです。高崎の厚切り牛タン専門店ギュータンベロンチョを、より深く味わうための視点をまとめました。群馬県高崎市貝沢町にあるこの店は、群馬県唯一の厚切り牛タン専門店です。
鉄則、一口目は何もつけない
何度通っても変わらない基本が、最初のひと口を何もつけずに味わうことです。炭火の香ばしさと肉本来の旨みは、薬味を乗せる前にしか確かめられません。その日の焼き上がりを把握してから、どう味を変えていくかを決める。この順番を守ることが、味わい尽くすための出発点になります。
口コミが語る、鉄板の組み合わせ
寄せられた声の中に「わさびとレモンと塩がベスト」というものがあります。わさびの辛みが厚切り肉の甘みを引き出し、レモンと塩がさっぱりと全体をまとめる。単体で使うよりも、組み合わせたときに完成する味わいがあるということです。まだ試したことがなければ、次の機会にぜひ。
卓上の岩塩とブラックペッパーを使う
薬味だけでなく、卓上には岩塩とブラックペッパーが常設されています。「薬味で食べても美味しいし、卓上の岩塩、ブラックペッパーでも美味しかった」という声もあり、この二つを知っているかどうかで選択肢の幅が変わります。シンプルに塩と胡椒だけで味わう一枚を用意しておくのも、通の食べ方です。
唐辛子味噌は、麦飯と合わせる
自家製唐辛子味噌は、牛タンに直接添えるだけのものではありません。ピリッとした辛さは麦飯との相性が抜群で、ご飯を進めるための一品として使えます。牛タンの合間に、唐辛子味噌と麦飯だけの一口を挟む。この使い方を覚えておくと、食事の緩急がつきます。
薬味を変える順番を設計する
味の濃いものから始めると、繊細な風味が分からなくなります。何もつけない状態から始め、レモンと塩、わさび、唐辛子味噌と、徐々に主張の強い方向へ進めていく。この順番を意識するだけで、最後の一枚まで新鮮に味わえます。枚数の多いセットを頼んだ日ほど、この設計が効いてきます。
麦飯おかわり8杯の、使いどころ
麦飯はおかわり8杯まで無料です。ただ量を食べるための仕組みと捉えるのはもったいないところ。とろろと合わせる一杯、唐辛子味噌と合わせる一杯、タンシチューと合わせる一杯というように、用途ごとにおかわりするという考え方があります。同じ麦飯が、組み合わせ次第で別の料理になります。
コムタンスープを挟むタイミング
コムタンスープは牛の旨みが溶け出した優しい味わいで、「出汁がきいて薄味で美味しい」と評価されています。厚切り牛タンを立て続けに食べ進めた後、ここで一度スープを挟むと口の中がリセットされます。薬味を切り替える前の区切りとして使うのが効果的です。
とろろは、箸休めとして
とろろは滑らかな食感で、箸休めにちょうどいい一品です。食べ応えのある厚切り牛タンの合間に挟むことで、重さを感じずに食事を続けられます。麦飯に添えて味わえば、それだけで独立した一品としても成立します。
タンシチューは、第1陣で味わい尽くす
料理は2陣に分けて提供されます。第1陣はサラダ・タンシチュー・麦飯、第2陣は牛タン・コムタンスープ・とろろ・薬味一式です。タンシチューは牛タンがゴロッと入った濃厚な味わい。第2陣が届く前に、この煮込みの牛タンをしっかり味わっておくと、焼きとの違いがより鮮明になります。
2陣構成を前提に、ペースを作る
第1陣で食べ過ぎると、主役が届く頃にはお腹が落ち着いてしまいます。麦飯のおかわりも、牛タンが届いてからが本番。この構成を知っているかどうかが、満足度を左右します。通っている人ほど、第1陣は軽めに進めているはずです。
レスト法を理解していれば、迷わない
牛タンは、焼き上げ直後に切ると旨み(ドリップ)が出てしまうためレスト法で肉を休ませて、旨みを閉じ込めた提供を行っています。到着してすぐアツアツの状態ではないのは、作り置きだからではなく、旨みと食感を最優先した専門技術によるものです。最適な状態で届いている以上、写真を撮ったり話し込んだりするより先に、まずひと口。これが最も理にかなった食べ方です。
厚切りとシャトーブリタンを、食べ比べる
牛タンの中でも最高級部位とされるシャトーブリタンは、6枚セットがランチ5,980円/ディナー6,280円です。定番の厚切り牛タンを何度か味わった後に選ぶと、とろけるような柔らかさと極上の旨味の違いがはっきり分かります。同じ牛タンでも、部位によって別の食べものだと実感できるはずです。
ランチとディナーを、使い分ける
ランチはディナーより全品300円お得な価格設定です。頻度高く通うならランチ、ゆっくり腰を据えたい日はディナー。この使い分けができるようになると、一軒の店を無理なく生活に組み込めます。
ハッピーアワーは、何杯でも同額
ディナータイムのオープンから19:00まで、対象ドリンクが1杯200円になります。何杯おかわりしても同額です。生ビール、ワイン、陸ハイボール、レモンサワー、ライムサワー、ソフトドリンク各種が対象。この時間帯に合わせて来店するというのも、通っている人の選択です。利用には1人1つセットメニューの注文が必要です。
デザートは、別腹として
食後には単品デザート(800円)があります。いちごレアチーズケーキとガトーショコラの2種類。食事をしっかり食べた後でも、甘いもので締めくくると満足感の質が変わります。
主役は厚切り2cm超の牛タン
看板商品は、一般的な牛タンの約2倍という厚切り2cm超の牛タンです。職人が一枚一枚手切りし、本格炭火焼きで焼き上げます。仕上がりは外はカリッと、中はもちっとした食感で、噛むごとにジュワッと肉汁が広がります。
炭火焼きの三つの魔法
本格炭火焼きには三つの効果があります。遠赤外線効果で牛タンの芯までじっくり熱を通すこと、炭特有の香ばしい薫香が食欲を刺激すること、そして高温で表面を焼き固めることで肉汁を内部に閉じ込めることです。
メニューと価格
- 厚切り牛タン9枚セット:ランチ4,980円/ディナー5,280円
- 厚切り牛タン6枚セット:ランチ3,580円/ディナー3,880円
- 厚切り牛タンと牛タンハンバーグセット:ランチ2,980円/ディナー3,280円
- シャトーブリタン6枚セット:ランチ5,980円/ディナー6,280円
- 単品デザート:800円
口コミでも語られる満足度
Google口コミは4.5点、1,131件と高水準の評価を集めています。「中が赤身のレアで周りはカリッ、食感はシャクっとしていてとても良い」という声もあり、細部まで味わった人ほど具体的な言葉で語っていることが分かります。
よくある質問
Q. 一番おすすめの食べ方は何ですか。 まず何もつけずにひと口味わい、その後レモン塩、わさび、唐辛子味噌と主張の強い方向へ進めていく順番がおすすめです。
Q. 薬味の組み合わせはできますか。 口コミには「わさびとレモンと塩がベスト」という声があります。卓上の岩塩とブラックペッパーも自由に使えます。
Q. 麦飯のおかわりは本当に8杯まで無料ですか。 おかわり8杯まで無料です。とろろや唐辛子味噌など、合わせるものを変えて楽しむ方法もあります。
Q. シャトーブリタンはいつ頼むべきですか。 定番の厚切り牛タンを何度か味わった後に選ぶと、違いがはっきり分かります。
Q. 予約は必要ですか。 混雑時はお待ちいただく場合があるため、事前予約がおすすめです。電話(027-395-0358)または公式サイトの予約ページ(Dinii)から予約できます。
アクセス・座席・決済方法
最寄りの高崎問屋町駅からは徒歩3〜5分、高崎駅からも1駅と近い立地です。車の場合は専用駐車場13〜14台を完備しています。座席はカウンター13席、4人掛けボックス席6席の合計約37席。完全キャッシュレス店舗のため、現金でのお支払いはできません。
アクセス・予約情報
住所:〒370-0042 群馬県高崎市貝沢町747-3(旧17号沿い) 電話:027-395-0358 アクセス:JR上越線「高崎問屋町駅」から徒歩3〜5分、高崎駅から1駅 駐車場:専用駐車場13〜14台完備 予約:電話または公式サイトの予約ページ(Dinii)から
店舗情報
店名:厚切り牛タン専門店 ギュータンベロンチョ 住所:〒370-0042 群馬県高崎市貝沢町747-3 電話:027-395-0358 営業時間:ランチ11:00〜14:30(L.O.14:00)/ディナー平日17:30〜21:30・土日祝17:00〜21:30(L.O.21:00) 定休日:なし 決済:完全キャッシュレス(クレジットカード・タッチ決済・交通系電子マネー・QRコード決済。現金不可) Google口コミ:4.5点(1,131件) Instagram:@gyutan_beroncho
同じ一皿でも、食べ方次第で受け取れるものは変わります。高崎のギュータンベロンチョで、次はひとつ上の味わい方を試してみてください。
